直談判(読み)ジカダンパン

デジタル大辞泉 「直談判」の意味・読み・例文・類語

じか‐だんぱん〔ヂカ‐〕【直談判】

[名](スル)間に人を入れないで、直接に相手交渉すること。じきだんぱん。じかだん。「社長直談判する」
[類語]談判交渉折衝渉外外交掛け合う駆け引き直談膝詰め談判談じ込むねじ込む

じき‐だんぱん〔ヂキ‐〕【直談判】

[名](スル)じかだんぱん(直談判)」に同じ。
小六は兄の運動を待たずに、すぐ安之助に―をした」〈漱石

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「直談判」の意味・読み・例文・類語

じか‐だんぱん ヂカ‥【直談判】

〘名〙 他人を間に入れずに直接相手と談判すること。じかだん。じかだんじ。じきだん。じきだんぱん。
※今年竹(1919‐27)〈里見弴〉二夫婦「それからは志村と直談判(ヂカダンパン)で、どしどし話を進めて行き」

じき‐だんぱん ヂキ‥【直談判】

※門(1910)〈夏目漱石二三「小六は兄の運動を待たずに、すぐ安之助に直談判(ヂキダンパン)をした」

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