デジタル大辞泉
「目癖」の意味・読み・例文・類語
め‐くせ【目癖】
くせのある目つき。
「嵯峨の院はいかに―つい給へる帝ぞは」〈宇津保・国譲下〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
め‐くせ【目癖】
〘名〙
① ものを見るときの目つきの癖。また、癖のある目つき。〔文明本節用集(室町中)〕
② 転じて、ものを見るときのかたよった
考え方や感じ方の
傾向。
※
政談(1727頃)二「当時人数多く召連て賑かなるを立派と思ふ目癖を替る為に」
③ 目のはやいこと。目の利くこと。
※宇津保(970‐999頃)国譲下「さがの院はいかにめくせつい給へるみかどぞは」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報