精選版 日本国語大辞典 「目溢」の意味・読み・例文・類語
め‐こぼし【目溢】
〘名〙
① とがめるべきことを、わざと見のがすこと。おおめに見ること。
※歌舞伎・盟三五大切(1825)序幕「旦那が売らうと云はれたというて、ちっとは目(メ)こぼしをして行き居らぬかやい」
② =めこぼれ(目溢)
め‐こぼれ【目溢】
〘名〙
① 俵の目などからこぼれ落ちること。
② 見おとすこと。また、そのもの。見おとし。めこぼし。
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