盃山(読み)さかずきやま

日本歴史地名大系 「盃山」の解説

盃山
さかずきやま

山形市街東方にあり、標高二五六・一メートル。南山麓を流れる馬見まみさき川との比高は一〇〇メートル。珪長斑岩からなる新三紀中新世の海底火山の岩体からできており、山体がいくつかの尾根に分れ斜面が急である。山容全体が盃を伏せた形に似ていることから山名となったといわれる。鎌倉かまくら山の別称がある。眺望に優れ、西方・南方の市街地を眼下におさめることができる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android