百子沢村(読み)ひやつこざわむら

日本歴史地名大系 「百子沢村」の解説

百子沢村
ひやつこざわむら

[現在地名]小国町百子沢

市野沢いちのさわ村の南東に位置し、おもな集落足水あしみず川支流百子沢川の流域点在、峠越の道で東方の小倉こぐら村と結ばれる。天文二二年(一五五三)晴宗公采地下賜録に小国のうちとして「ひやつこさいけ」とみえ、上郡山民部大輔に加恩として与えられた。近世初期の邑鑑に村名がみえ、高五七石余、免二ツ二分、家数六(うち役家五)・人数三三、役木として桑をあげる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android