白痘痕(読み)しろいも

精選版 日本国語大辞典 「白痘痕」の意味・読み・例文・類語

しろ‐いも【白痘痕】

※俳諧・本朝文選(1706)三・譜類・百花譜〈許六〉「紫陽花(あじさい)の花は、色白に肥ふとりたるが、ちかくよりてみれば、白病瘡(シロイモ)のあとのすき間もなくて、興さめてやみぬ」

しろ‐あばた【白痘痕】

〘名〙 顔などに疱瘡(ほうそう)のあとの白く残ったもの。しろいも。しろみっちゃ。
※雑俳・柳多留‐三(1768)「居つづけにはじめて見出す白あばた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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