白狼(読み)ハクロウ

デジタル大辞泉 「白狼」の意味・読み・例文・類語

はく‐ろう〔‐ラウ〕【白×狼】

白いオオカミ。古く、王者仁徳ある時に現れるとされた。

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精選版 日本国語大辞典 「白狼」の意味・読み・例文・類語

はく‐ろう ‥ラウ【白狼】

〘名〙 白い狼(おおかみ)。王者が仁徳あるとき現われるとされた。
延喜式(927)二一祥瑞〈略〉白狼〈金精也〉」 〔瑞応図〕

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普及版 字通 「白狼」の読み・字形・画数・意味

【白狼】はくろう(らう)

白い狼。吉祥とされた。〔国語、周語上〕穆王將(まさ)に犬戎を征せんとす。祭諫めて曰く、不可なり。~其れ以て我を禦(ふせ)ぐらんと。王聽かず。に之れを征し、四白狼・四白鹿を得て以て歸る。是れより至らず。

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「白狼」の解説

はくろう【白狼】

鳥取日本酒。酒名は、地元三朝(みささ)温泉の白狼伝説にちなみ命名。すべて熟成酒で「純米大吟醸超辛口」「古酒原酒」などがある。仕込み水は中国山地伏流水蔵元の「藤井酒造」は元禄9年(1696)以前の創業だが詳細は不明。所在地は東伯郡三朝町三朝。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報