白方郷(読み)しらかたごう

日本歴史地名大系 「白方郷」の解説

白方郷
しらかたごう

和名抄」所載の郷で、訓を欠く。「大日本地名辞書」は「今白方村長沼村、及び白江村にあたるごとし、(中略)守屋今泉の辺を白方郷といへることは、近世まで土俗も之をつたへた」とする。白方村は明治二二年(一八八九)五村合併による新村名。「日本地理志料」は現天栄てんえい村の中世地名・近世村名の白子しろこに注目し、同村飯豊いいとよ高林たかはやし上松本かみまつもと・下松本・牧之内の釈迦堂まきのうちのしやかどう川沿岸の地をあげるが不詳。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android