異夏(読み)ことなつ

精選版 日本国語大辞典 「異夏」の意味・読み・例文・類語

こと‐なつ【異夏】

〘名〙 他の年の夏。
貫之集(945頃)一〇「ことなつはいかが鳴きけん時鳥(ほととぎす)今宵ばかりはあらじとぞ思ふ」

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