デジタル大辞泉 「男物」の意味・読み・例文・類語 おとこ‐もの〔をとこ‐〕【男物】 １ 男性が身につけたり、持って歩いたりするのにふさわしく作った品物。「男物の時計」⇔女物。２ 能で、主人公が現実の男性であり、面をつけないで男舞か斬り合いを最後に演じる劇的な作品。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「男物」の意味・読み・例文・類語 おとこ‐もの をとこ‥【男物】 〘名〙① 男が身につけたり、持って歩いたりするもの。男むきの身のまわりの品。⇔女物。※雑俳・柳多留‐三（1768）「虫干にくすんで見える男もの」② 能楽で、主人公が神とか精霊ではなく、現実の男性であり、面をつけない直面(ひためん)で、男舞か、斬り合いを最後に演じる劇的なもの。「安宅(あたか)」「夜討曾我(ようちそが)」など。男能。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
