田栗村(読み)たぐりむら

日本歴史地名大系 「田栗村」の解説

田栗村
たぐりむら

[現在地名]美山町田栗

神崎かんざき川が武儀むぎ川に合流する地点の東側に位置する。東は笹賀ささが村、北は椿つばき村に接する小村で、面積に比べ石高が比較的多い。武儀郡に属し、江戸時代初期には椿村とともに笹賀村に含まれていた。明暦三年(一六五七)の川境論返答書(臼井文書)に「谷合村と田栗村に川境御座候」とある。元禄郷帳に高二四五石余とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android