瓜生城跡(読み)うりうじようあと

日本歴史地名大系 「瓜生城跡」の解説

瓜生城跡
うりうじようあと

[現在地名]金津町瓜生

瓜生の東、字南椿山みなみつばやま山上(約三八メートル)にある瓜生氏の城跡。通称を城山じようやまとよび現在も平坦地が残る。「越前国城蹟考」は「城跡 瓜生判官 坪江郷瓜生村ヨリ三町計東山上ニ五十間計四方之所四方堀有之」と記す。瓜生判官保については、南北朝時代南条郡杣山そまやま(現南条郡南条町)にあって、南朝方の新田義貞を援護したことが「太平記」にみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android