環視(読み)カンシ

デジタル大辞泉 「環視」の意味・読み・例文・類語

かん‐し〔クワン‐〕【環視】

[名](スル)大勢が周りを取り囲んで見ること。「衆人環視の中」
「家内じゅうのものが寄り集まってこの大きな奇蹟を―した」〈寅彦・子猫〉

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普及版 字通 「環視」の読み・字形・画数・意味

【環視】かん(くわん)し

とりまいて見る。また、見まわす。〔元史、方伎、田忠良伝〕~忠良をみて曰く、今一大將を拜して江南を取らしめんとす。が心已に定まる。果して何人ぞやと。忠良、左右し、一人を目して對(こた)へて曰く、是の夫、大事を屬すべしと。

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