理を付ける（読み）りをつける

精選版 日本国語大辞典

り【理】 を 付(つ)ける

① 道理があることを認める。正しいと認める。勝ちと認める。

※太平記（１４Ｃ後）一二「或は内奏自り、訴人勅許を蒙れば、決断所にて論人に理を付られ」

② 筋道を通す。はっきりさせる。

※知連抄（1374頃）上「寄合の詞もなく、心にて其理を付る故に、心てにはと云也」

出典　精選版 日本国語大辞典