現神・明神(読み)あきつかみ

精選版 日本国語大辞典 「現神・明神」の意味・読み・例文・類語

あき‐つ‐かみ【現神・明神】

〘名〙 (「あきつ」は「現実の」の意) 現世にその姿を現わしている神。天皇を敬っていう場合に用いる。あきつみかみ。あらひとがみ。
万葉(8C後)六・一〇五〇「明津神(あきツかみ) わが大君の 天の下 八嶋(やしま)の中に 国はしも 多くあれども」

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