玉環（読み）ぎょっかん

精選版 日本国語大辞典

ぎょっ‐かん ギョククヮン【玉環】

〘名〙

① 玉の輪。腰につける飾り。また、宝石のついた指輪。

※神道集（1358頃）五「玉環御手於、若種々功徳成就者為」 〔韓非子‐説林下〕

② 月をたとえていう語。〔白居易‐和微之詩・和櫛沐寄道友〕

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【玉環】ぎよくかん（くわん）

玉で作った環、佩玉とする。〔韓非子、説林下〕吾(われ)嘗(かつ)てを好む。此の人我に鳴琴をれり。吾(われ)珮を好む。此の人我に玉をれり。是れ我がちを振(あ)げざるにして、以て容を我に求むるなり。

字通「玉」の項目を見る。

出典　平凡社「普及版 字通」