玉水村(読み)たまみずむら

日本歴史地名大系 「玉水村」の解説

玉水村
たまみずむら

[現在地名]柏村玉水

西は末吉すえよし村と沖萢おきやち村、南は金田きんた村、東は田圃を隔てて稲盛いせ村。

天和三年(一六八三)の広須御新田所図に高田たかだ村とみえる。享保一一年(一七二六)の村名改称并新村創立調(八木橋文庫蔵)によれば、玉水村に改称したとある。開村は寛文年間(一六六一―七三)と推定され、相馬豊三郎由緒書(柏村郷土史)によれば、先祖の喜兵衛が寛文一二年から延宝二年(一六七四)までの三ヵ年を費やして高田村に用水堰を完成させ、滔々と流れる玉の水にちなんで玉水堰と命名し、村名もこれによるという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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