デジタル大辞泉
「玉斧」の意味・読み・例文・類語
ぎょく‐ふ【玉×斧】
1 玉で飾った斧。また、斧の美称。
2 他人を敬って、その人が詩文の添削をすることをいう語。「先達の玉斧を待つ」
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ぎょく‐ふ【玉斧】
〘名〙
① 玉で飾った斧(おの)。また、斧の美称。美しい斧。
② 玉材または美しい石でつくられた斧。
実用よりも装飾用の
玉具として、日本では縄文中期、中国では殷
(いん)・周時代に用いられたもの。
③ (「玉」は美称。添削を斧で削ることにたとえていう) 相手を敬って、その人が詩文を添削することをいう語。
※
歌仙(1952)〈
石川淳〉「その出来上りについては、つつしんで先達の玉斧
(ギョクフ)を待つ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報