玉堅磐(読み)タマガシワ

デジタル大辞泉 「玉堅磐」の意味・読み・例文・類語

たま‐がしわ〔‐がしは〕【玉×磐】

《「かしわ」は「かたしわ(堅磐)」の略》堅い岩の美称
難波江の藻にうづもるる―顕はれてだに人を恋ひばや」〈千載・恋一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「玉堅磐」の意味・読み・例文・類語

たま‐がしわ ‥がしは【玉堅磐】

〘名〙 (「たま」は美称。「かしわ」は「かたしわ(堅磐)」の略) 堅い岩。特に水中にある堅い岩。
※千載(1187)恋一・六四一「難波江の藻に埋もるるたまがしは顕はれてだに人を恋ひばや」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android