精選版 日本国語大辞典 「狭間・迫間」の意味・読み・例文・類語
はざ‐ま【狭間・迫間】
〘名〙 (古くは「はさま」)
① 物と物との間のせまいところ。すきま。あいだ。
※伊勢物語(10C前)一〇〇「後涼殿のはさまを渡りければ」
② 山と山のあいだのせまく低いところ。谷あい。谷間。谷。
※今昔(1120頃か)一三「其の暇の迫(はさま)には天台の止観をぞ学しける」
⑥ 囲碁で、斜めに一路隔てて飛んである石の中間の点。
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