物問(読み)ものとい

精選版 日本国語大辞典 「物問」の意味・読み・例文・類語

もの‐とい ‥とひ【物問】

〘名〙
物事を問い聞くこと。安否をたずねること。
蜻蛉(974頃)下「ものとひなどすれば三人許、やまひごと、くぜちなどいひたり」
② うらない。卜占
狭衣物語(1069‐77頃か)二「ものとひ、何やかやと心しるどちはやすき空なく胸をこがしつつ」

もの‐と・う ‥とふ【物問】

〘自ハ四〙 ⇒もの(物)問う

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android