牧ヶ野村(読み)まきがのむら

日本歴史地名大系 「牧ヶ野村」の解説

牧ヶ野村
まきがのむら

[現在地名]津和野町高峯たかみね

鷲原わしばら村の南西、高峯山南麓山地に立地。同山裾を東流する津和野川支流の名賀なよし川の中流域である。牧野とも記す。津和野城下から鷲原村を経て、名賀川沿いに田代たしろ白坂しらざか峠越で長門萩への道が通る。明治四年(一八七一)の万手鑑によれば古高九四石余、寛永一四年(一六三七)の検地高七一石余、明治四年の総高九六石余・反別一四町一反余、家数一九(うち本百姓一七)・人数七一(うち本百姓六五)、牛一七、米蔵一、紙漉舟一三、鉄砲五。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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