熊谷組[株](読み)くまがいぐみ

百科事典マイペディア 「熊谷組[株]」の意味・わかりやすい解説

熊谷組[株]【くまがいぐみ】

準大手ゼネコン。1898年熊谷三太郎が土木建築請負業を創業。1938年福井市に熊谷組設立。元は飛島組(現飛島建設)の傘下企業。民間では国内で初めてシールド工法を導入し,ダムトンネル等の大型土木に強く,東京湾横断道建設にも参加。積極的な営業展開で北米等先進国にも進出。海外受注では業界トップ級だったが,英米豪の大規模不動産開発がバブル破綻に直撃され,2000年9月,4500億円の債権放棄要請を軸とした経営再建計画を発表し再建中。本社東京。2011年資本金133億円,2011年3月期売上高2404億円。売上構成(%)は,土木27,建築50,子会社23。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android