熊谷厳励(読み)くまがい げんれい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「熊谷厳励」の解説

熊谷厳励 くまがい-げんれい

?-? 明治時代の囲碁棋士
島根県の人。自称5段。僧籍をはなれ,碁打ちとして西日本各地をあるく。自覚坊天才の名で方円社の中川亀三郎(1837-1903)に先(せん)の,小林鉄次郎互先(たがいせん)の郵便による手合いをもうしこみ,ふたりと対局無名だが,あなどりがたい棋士として評判になった。著作に「碁経」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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