互先(読み)たがいせん

精選版 日本国語大辞典 「互先」の意味・読み・例文・類語

たがい‐せん たがひ‥【互先】

〘名〙 囲碁で、互角の手合割り。一局ごとに黒石(先)、白石(後)を持ち変える。段割り制の日本棋院大手合では同段同士に限られるが、現行プロ対局は一般に段位にかかわらず、先番コミ出しによる総互先制が採られている。かたみせん。
慶長見聞集(1614)六「小田原に〈略〉碁をよく打ものともあり。ばか山田にたかひせんの碁也」

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