僧籍(読み)そうせき

精選版 日本国語大辞典 「僧籍」の意味・読み・例文・類語

そう‐せき【僧籍】

〘名〙 僧、尼としての籍。許されて僧、尼になった者について、その僧名得度受戒などを記録して所属宗派に登録された籍。
顕戒論(820)上「僧籍定数、升飯有限」
神皇正統記(1339‐43)中「此戒をうけぬものは僧籍(そうセキ)につらならぬ事になりにき」 〔劉禹錫‐送僧仲剬東遊兼寄呈霊澈上人詩〕

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デジタル大辞泉 「僧籍」の意味・読み・例文・類語

そう‐せき【僧籍】

僧尼として認められた身分。得度・受戒を経て登録された籍。

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