瀬棚町(読み)せたなちよう

日本歴史地名大系 「瀬棚町」の解説

瀬棚町
せたなちよう

面積:一二五・六九平方キロ

大正一〇年(一九二一)瀬棚村が改称して成立。檜山支庁管内の北端に位置し、西は日本海に面する。北の後志支庁島牧しままき村との境に狩場かりば山地があり、同山地に発する須築すつき川・島歌しまうた川や、西の今金いまかね町との境界付近を馬場ばば川が南西流し、それぞれ日本海に注いでいる。馬場川流域と河口付近の瀬棚港周辺に市街が形成されている。江差方面から国道二二九号(追分ソーランライン)が海岸線に沿って走る。瀬棚港から奥尻おくしり島へフェリーが就航している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報