準噶爾(読み)ジュンガル

デジタル大辞泉 「準噶爾」の意味・読み・例文・類語

ジュンガル(Jungar)

モンゴル民族の一派オイラート一部族。17~18世紀に栄え、天山南路天山北路一帯を支配したが、1758年、に滅ぼされた。準部ジュンガル部ズンガル
[補説]「準噶爾」とも書く。

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精選版 日本国語大辞典 「準噶爾」の意味・読み・例文・類語

ジュンガル【準噶爾】

(Jungar) オイラート‐モンゴル族の一部、西北蒙古を中心に発展した遊牧国家。一七世紀初めに酋長バートル‐ホンタイジが出現して部族統合、周辺部族を侵略して勢力を拡大するとともに、法典文字を作製して文化を向上させた。以後一時は中国西辺を征服して勢威をふるったが、次第に衰退し、一七五五年、内紛によって清に滅ぼされた。ズンガル。

ズンガル【準噶爾】

(Jungar) オイラート‐モンゴル族の一部で西北蒙古を中心に発展した遊牧国家。一七世紀初めに酋長バートル‐ホルタイジが部族を統合して勢力を拡大するとともに、法典や文字を制定して文化を向上させた。一時は中国西辺を征服して勢威をふるったが、一七五五年、清に滅ぼされた。ジュンガル

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