満ば虧く(読み)みつればかく

精選版 日本国語大辞典 「満ば虧く」の意味・読み・例文・類語

みつれ【満】 ば 虧(か)

月が満月になると、次には次第に欠けて行くように、人間栄華絶頂に達すると、次には衰運になる。ものには栄枯盛衰がある。
浮世草子傾城歌三味線(1732)一「満れば欠(カク)る世の習ひ、一子新太郎元服して」 〔史記‐蔡沢伝〕

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