湯島聖堂掃除屋敷代地(読み)ゆしませいどうそうじやしきだいち

日本歴史地名大系 「湯島聖堂掃除屋敷代地」の解説

湯島聖堂掃除屋敷代地
ゆしませいどうそうじやしきだいち

[現在地名]千代田区外神田そとかんだ一丁目

湯島三丁目代地の北側に続く片側町。東は本郷六丁目代地、西は往還を挟んで湯島横ゆしまよこ町、北は神田旅籠かんだはたご町二丁目。元禄四年(一六九一)上野しのぶヶ岡(現台東区)の林大学頭邸内にあった聖堂が湯島に移転した際、四人の掃除役が聖堂構外東方に一二八坪の拝領地を与えられた。さらに享保七年(一七二二)聖堂西方に拝領地を与えられ湯島聖堂御掃除屋敷と称した。寛政一〇年(一七九八)この地が収公され、昌平しようへい橋外の明地に代地が与えられ起立

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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