清涼剤（読み）セイリョウザイ

デジタル大辞泉

せいりょう‐ざい〔セイリヤウ‐〕【清涼剤】

１ 気分をさわやかにさせる薬。
２ 人の心をすがすがしくさせるような物事。「一服の清涼剤となる出来事」

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

せいりょう‐ざい セイリャウ‥【清涼剤】

〘名〙

① 気分をさっぱりさせるために飲む薬。胸をすっきりさせる薬。

※厚生新編（1811‐39頃）「清涼剤に用るアアルドベシイ水を製するの法」

② 心をすがすがしくさせるような物事、出来事のたとえ。

※雑嚢（1914）〈桜井忠温〉一八「この一小話を独人は何と思ふであらう。一服の清涼剤(セイリャウザイ)たるに値すると思ふ」

③ 解熱剤。熱さまし。〔和英語林集成（初版）（1867）〕

出典　精選版 日本国語大辞典

栄養・生化学辞典

清涼剤

　冷媒とよばれる場合が多い．物質を冷却するための熱交換媒体．

出典　朝倉書店