清水尻村(読み)しみずじりむら

日本歴史地名大系 「清水尻村」の解説

清水尻村
しみずじりむら

[現在地名]清水町清水

福井平野に突き出る半島状の丘陵の南麓にある。北は丘陵を隔てて安田やすだ(現福井市)に隣し、村の北東志津しづ川が日野川に合流する。志津川下流域の低湿地帯にあり、水害から家や田畑を守るため、山麓堤防を築いて一種の輪中集落の観を呈した。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図では三戸部みとべ(高七八三四・一九八石)に含まれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android