清元延寿太夫(2世)(読み)きよもとえんじゅだゆう[にせい]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「清元延寿太夫(2世)」の意味・わかりやすい解説

清元延寿太夫(2世)
きよもとえんじゅだゆう[にせい]

[生]享和2(1802).江戸
[没]安政2(1855).9.26. 江戸
清元節家元,太夫 (語り手) 。1世清元延寿太夫実子。文化 13 (1816) 年父の後援者である松平不昧公より栄寿太夫の名と蝉切の紋所を拝領。文政 10 (1827) 年延寿太夫を襲名。弘化2 (1845) 年太兵衛と改名美声で名人太兵衛と呼ばれ,清元節の語り口を変えた。乱心して自殺したともいう。

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