ドニエプロペトロフスク(英語表記)Dnepropetrovsk

精選版 日本国語大辞典 「ドニエプロペトロフスク」の意味・読み・例文・類語

ドニエプロペトロフスク

(Dnjepropjetrovsk) ウクライナ東部、ドニエプル川中流にある都市。一七八三年コサックの集落として成立し、のち、ロシア皇帝エカテリーナ二世の勅命により都市として建設され、エカテリノスラフと呼ばれた。一八八五年ロシア最初の溶鉱炉が建設され、革命後、ドニエプル川沿岸屈指の重工業都市に発展した。一九二六年改称。

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改訂新版 世界大百科事典 「ドニエプロペトロフスク」の意味・わかりやすい解説

ドニエプロペトロフスク
Dnepropetrovsk

ウクライナ南東部の同名州の州都。ドニエプル川中流に面する。人口104万4094(2005)。1796年までと1802年から1926年までエカチェリノスラフEkaterinoslav,1796年から1802年までノボロシースクNovorossiiskと呼ばれた。市の起源は1783年で,1884年に石炭の大産地ドネツ炭田鉄鉱の産地クリボイ・ログおよび黒海を結ぶ鉄道が開通してから工業が急速に発展した。鉄鋼金属機械化学などの部門を中心とする重化学工業が盛んである。
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百科事典マイペディア 「ドニエプロペトロフスク」の意味・わかりやすい解説

ドニエプロペトロフスク

ウクライナ,ドニエプル川河岸の港湾都市。ウクライナ名はドニプロペトロフシクDnipropetrovs'k。1796年―1802年までノボロシースク,1796年以前と1802年―1926年までエカチェリノスラフと称された。冶金鋼管,機械などの工業都市。大学(1918年創立)がある。1783年創設。99万9577人(2012)。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ドニエプロペトロフスク」の意味・わかりやすい解説

ドニエプロペトロフスク
どにえぷろぺとろふすく

ドニプロ

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