精選版 日本国語大辞典 「消炭」の意味・読み・例文・類語
けし‐ずみ【消炭】
〘名〙
① 薪(たきぎ)や炭などの火を途中で消してつくる炭。軽くて柔らかく、火がおきやすい。浮炭。消燠(けしおき)。《季・冬》
※紹鴎茶湯百首「炭置に習計にかかわりて湯のたぎらざる炭はけしすみ」
※雑俳・柳多留‐七九(1824)「けしずみのおこるは川岸の廻しべや」
④ (すぐおこるというところから) 気の短い者。〔東京語辞典(1917)〕
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