デジタル大辞泉
「海鳴」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
うみ‐なり【海鳴】
〘名〙 海から聞こえてくる、低い
遠雷のような音。
台風や
低気圧によって生じたうねりや
波浪が
海岸近くでくずれるときに出る音。
※新
浦島(1895)〈
幸田露伴〉三「木の葉の飛ぶ時分しまき烈しく海鳴りがして怖ろしくなったところで」
かい‐めい【海鳴】
〘名〙 海から聞こえてくる、遠雷の低いうなりのような音。台風や低気圧によって生じたうねりや波浪が海岸近くでくずれるときに出る音。うみなり。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
海鳴
うみなり
oceanic noise
海から聞えてくる断続的な遠い雷のような音。台風や低気圧のときやその近接時に海岸からやや離れたところでよく聞える。台風,低気圧などから出たうねりや波が海岸に寄せてくずれるとき,巻込まれた空気が圧迫され,すきまから急に噴出するために起るといわれる。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報