精選版 日本国語大辞典 「海胆・雲丹」の意味・読み・例文・類語
うに【海胆・雲丹】
〘名〙
① 棘皮(きょくひ)動物ウニ類の総称。殻は球形、または円盤形で、表面には多数のとげがある。ムラサキウニ、アカウニなど種類が多く、寒帯から熱帯にかけて広く分布し、沿岸から深海にかけてすむ。口は下面中央にある。腸は単純な管で、肛門は背面また後面に開く。雌雄異体。一部の種の生殖巣は食用とされる。うみぐり。かいたん。かぶとがい。→海胆類(うにるい)。《季・春》 〔本草和名(918頃)〕
② 食用とするアカウニなどの生殖巣。生のまま、あるいは塩や酒でねって食べる。
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