デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「津田静一」の解説 津田静一 つだ-せいいち 1852-1909 明治時代の実業家。嘉永(かえい)5年4月生まれ。もと肥後熊本藩士。明治14年熊本で国権論の紫溟(しめい)会設立にくわわる。機関紙「紫溟雑誌」「紫溟新報」を発行,自由民権論に対抗した。南米移住など植民事業を説き,台湾拓殖公社を創設。明治42年12月28日死去。58歳。通称は亀太郎。号は楳渓,図南。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例