泣笑(読み)なきわらい

精選版 日本国語大辞典 「泣笑」の意味・読み・例文・類語

なき‐わらい ‥わらひ【泣笑】

[1] 泣いたり笑ったりすること。また、泣きながら笑うこと。泣いていながら笑うこと。
※栄花(1028‐92頃)布引の滝「なきわらひせさせ給てぞおはしましける」
[2] (NAKIWARAI) 歌集。一四六首。土岐善麿作。明治四三年(一九一〇)刊。同四〇年から四二年に至る作歌集成文語、口語ともにローマ字三行書きで表記した第一歌集。新鮮な叙情にあふれる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android