作歌(読み)さっか

精選版 日本国語大辞典 「作歌」の意味・読み・例文・類語

さっ‐か サク‥【作歌】

〘名〙 詩歌歌詞を作ること。また、その歌。
万葉代匠記(初稿本)(1688頃)一「按するに、当集にては作歌詠歌御歌御制歌あるひはただ歌とのみいへり」
※あらたま(1921)〈斎藤茂吉〉編集手記「少し活気があって作歌に熱中して居た」 〔書経‐益稷〕

さく‐うた【作歌】

〘名〙 箏曲山田流の初期に、新たに創作した琴歌を、他から採った琴歌と区別していう。山田検校作曲の「熊野(ゆや)」や「小督(こごう)」など。

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デジタル大辞泉 「作歌」の意味・読み・例文・類語

さっ‐か〔サク‐〕【作歌】

[名](スル)歌、特に短歌をつくること。また、その歌。「春を題材にして作歌する」
[類語]作文詩作作詞句作劇作

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普及版 字通 「作歌」の読み・字形・画数・意味

【作歌】さくか

歌作

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