河西節度使(読み)かせいせつどし

旺文社世界史事典 三訂版 「河西節度使」の解説

河西節度使
かせいせつどし

唐の睿 (えい) 宗のとき(710),初めて設けられた節度使
河西とは甘粛 (かんしゆく) 省の黄河以西の地(甘粛回廊といわれ,シルク−ロードの東端)をいい,その地の涼州 (りようしゆう) に置かれて,吐蕃 (とばん) と突厥 (とつけつ) との連絡遮断を目的とした。

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