河村蜻山(読み)かわむら せいざん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河村蜻山」の解説

河村蜻山 かわむら-せいざん

1890-1967 大正-昭和時代の陶芸家。
明治23年8月1日生まれ。京都市立陶磁器試験場を修了し,家業の陶業をつぐ。大正15年日本工芸美術会の創立に参加。昭和3年帝展無鑑査となり,帝展・新文展・日展の審査員をつとめる。6年日本陶芸協会設立に参加。13年千葉県我孫子に,29年北鎌倉に窯をうつした。38年芸術院恩賜賞。昭和42年8月1日死去。77歳。京都出身。本名は半次郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android