池之島村(読み)いけのしまむら

日本歴史地名大系 「池之島村」の解説

池之島村
いけのしまむら

[現在地名]中之島村池之島

押切おしきり新田の西にあり、村名は池島とも記される。信濃川右岸にあり、標高約一八メートルで、現中之島村内最高所に位置する。慶長一〇年(一六〇五)新発田藩の給知方村々高目録(新発田市史資料)に村名がみえ、毛付六一石五斗余・荒二九石五斗余。同一五年頃の給知方ほど役帳(同資料)によると六軒に九斗五升の炉役が課されている。寛文七年(一六六七)と推定される御領内見分之書付(貴船家文書)では物成高六三石八斗余、家数二一・人数一六〇。

池之島村
いけのしまむら

[現在地名]見附市池之島町

堀溝ほりみぞ村の南、刈谷田かりやだ川が湾曲する右岸にあり、段丘発達が顕著。正保国絵図池ノ島村とあり、高一〇七石余、長岡藩領。元禄八年(一六九五)検地帳(明治大学刑事博物館蔵)では田七町四反余・畑一二町八反余。天保一二年(一八四一)の村明細帳(牛腸新一氏蔵)では反別二二町三反、家数二六(うち百姓一九・名子七)、男六四・女五六、馬九。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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