百科事典マイペディア 「江刺[市]」の意味・わかりやすい解説 江刺[市]【えさし】 岩手県中南部の旧市。1958年市制。中心の岩谷堂(いわやどう)は北上盆地にあり,東北本線水沢駅または東北新幹線水沢江刺駅からバスが通じる。北上川沿岸は米,リンゴ,ホップの産地。東部の傾斜地は古くからの馬産地であったが,現在は酪農が盛んで乳製品を産する。江刺中核工業団地への企業誘致が進み,伝統工芸品に指定された岩谷堂箪笥の生産も伸びている。2006年2月,水沢市,胆沢郡前沢町,胆沢町,衣川村と合併し市制,奥州市となる。362.50km2。3万3985人(2003)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報