デジタル大辞泉
「水風呂」の意味・読み・例文・類語
みず‐ぶろ〔みづ‐〕【水風呂】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
すい‐ふろ【水風呂】
〘名〙 (
一説に、「すえふろ(
据風呂)」の変化した語とも) 水をわかす普通の風呂で、
風呂桶の下に直接かまどを取り付けてあるもの。
塩湯、蒸
(むし)風呂、
薬湯などに対していう。
※
慶長見聞集(1614)六「
江戸町に大谷隼人といふものあり。〈略〉すいふろと云物を我たくみ出したると云て人に見する」
みず‐ぶろ みづ‥【水風呂】
〘名〙
① 水を入れた風呂。また、まったくの水かと思われるような、ごくぬるい風呂。
※一兵卒の
銃殺(1917)〈
田山花袋〉
二一「でなければ寒中氷を割って水風呂に入れられる」
② 蒸
(むし)風呂に対して、水をわかす普通の
湯風呂をいう。すいふろ。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報