水派・水俣(読み)みまた

精選版 日本国語大辞典 「水派・水俣」の意味・読み・例文・類語

み‐また【水派・水俣】

書紀(720)用明二年四月「俄(しはら)くありて事の済り難(かた)からむことを知りて、帰りて彦人皇子に水派の宮〈水派、此をば美麻多(ミマタ)と云ふ〉に附く」

み‐な‐また【水派・水俣】

〘名〙 (「な」は「の」の意で、「水の叉(また)」の意) 水流の分かれる所。水の分岐点。みまた。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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