朝日日本歴史人物事典 「水木歌仙(3代)」の解説
水木歌仙(3代)
生年:享和3(1803)
幕末期江戸の舞踊の名手。日本舞踊水木流3代目家元。旧幕臣の娘で,2代目水木歌仙の実子(養女とも)。本名粂。美貌の女形瀬川菊之丞の通称路考にちなみ「路考お粂」と評判された江戸美人。『御狂言師番付』(1852)では踊師匠112名の筆頭に挙げられている。<参考文献>関根只誠編『名人忌辰録』
(丸茂祐佳)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
(丸茂祐佳)
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