水差・水指(読み)みずさし

精選版 日本国語大辞典 「水差・水指」の意味・読み・例文・類語

みず‐さし みづ‥【水差・水指】

〘名〙
茶の湯で、釜に足し入れたり、茶碗茶筅(ちゃせん)を洗いすすぐための水を入れておく器。
※禅鳳雑談(1513頃)中「金のふろ・くゎんす・水さし・水こぼしにてあるべく候へ共」
花瓶コップなどにつぎこむ水を入れておく器物。水つぎ。
※頭書増補訓蒙図彙(1695)一一注子は水(ミズ)さし、湯盥、湯釜に湯のあつきとき、水をうめる具なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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