毛巻(読み)ケマキ

デジタル大辞泉 「毛巻」の意味・読み・例文・類語

け‐まき【毛巻】

江戸後期から明治にかけての女性髪形の一。丸髷まるまげ一種で、髪を巻きつけて元結を隠すもの。未亡人や葬儀参列の女性が結った。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「毛巻」の意味・読み・例文・類語

け‐まき【毛巻】

〘名〙 江戸時代から明治にかけて、未亡人や葬式に参列する婦人が結った髪形の称。元結の上に髪の毛を結んで元結を隠したもの。〔随筆守貞漫稿(1837‐53)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android