残虐・惨虐(読み)ざんぎゃく

精選版 日本国語大辞典 「残虐・惨虐」の意味・読み・例文・類語

ざん‐ぎゃく【残虐・惨虐】

〘名〙 (形動) 平気で人や動物を苦しめ、しいたげること。むごたらしいこと。また、そのさま。残酷。
本朝麗藻(1010か)下・夏日於左監門宗次将父亭聴講令詩一首并序〈大江以言〉「秦皇帝之惨虐、繁文酷秋荼之霜
※月に吠える(1917)〈萩原朔太郎〉長詩二編・雲雀の巣「かういうときの人間感覚の生ぬるい不快さから惨虐な罪が生まれる」 〔史記‐秦始皇本紀〕

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